「隼斗さんがこれからも私を求めてくれれば、ずっとずっと傍にいますから////」
ギュッと強まる腕の強さに
安心感と充足感を感じて……。
「大好きです……隼斗さん////」
「フッ…それ以上、俺を煽るなよ」
「えっんッ!!??」
抱きしめる隼斗さんと共に軽い衝撃を受けた。
思わず、目を瞑ってしまったけど
一体、何が起きたんだろう?
そっと目を開くと、
―――――――えっ?!!
視界には天井が見えている。
「ゆの」
私に覆い被さるように、
畳に腕をついている隼斗さん。
優しい声音で囁かれ、
彼の瞳に吸い込まれる。
少しずつ近づく彼の瞳に
暗示をかけられたように私は
彼の唇が重なる直前、
そっと……瞼を閉じた。



