幼なじみと付き合った場合。

マッサージが終わり、ひとり、部屋に残される。




あたしはタオルでオイルを拭いて、制服に着替えた。




受付の近くにある待合室に行くと、お母さんが雑誌を読みながらあたしを待っていた。




「彩花、どうだった?お母さん、お肌プルプルになっちゃった!」




超ご機嫌なお母さんに対して、浮かない顔のあたし。




せっかく全身してもらったのにね……。










「……どうしたの?気分でも悪いの?」



「ううん…お母さん、ちょっと待っててくれる?」



「いいけど…」



お母さんは心配そうにあたしを見つめていたけど、あたしはお母さんを残してすぐに受付の人のところへ行った。