幼なじみと付き合った場合。

「上月とカラオケに来ただけじゃん」



「上月くんと……?」



そう、朝野もいるけど、そこは黙っておこう。



「そっか…じゃ、あたし行くから」



「ちょっとだけ、一緒にいよーぜ」



「なんで?」



「なんでって……お前は、俺と一緒にいたくない?」



「帰ってからでいいでしょ?友達待たせてるから……」



俺を振りきって行こうとする彩花の腕を、軽く引っ張った。









「やっ……やめて…」



体を引きよせると、すごい力で振りはらわれる。



「おいっ、待てよ」



先に歩いて行く彩花を追いかけてると、さっきの大学生がやってきた。



「伊織く~ん、まだぁ?早くkaiser歌ってよ」



マズ……。