幼なじみと付き合った場合。

そーいや……こないだ朝野の前で、そんな話してたっけ。



まさか、同じやつわざわざ買ったとか?



「今日さー…アイツピアス開けよーかなって言ってたぞ?気がふれたかと思ったけどな」



「気がふれたって!!どーいう意味だよ」



「だって、ピアスって。俺には考えらんねーな。

多分アイツ、伊織に憧れてんじゃねーの?ほら、こんなでも一応彩花ちゃんの想い人だし…」



上月はため息をつきながら、ピアスのついた俺の耳を触ろうとしてくる。









「こんなでもってなんだぁ?つーか、触んなよっ!!」



「ハハ。お前はカッコいい。でも、バカ」



「…んだよ、それ」



「そのうちさー、ニセモノとホンモノが入れ替わってたりして……」



上月は腕組みしながらニヤニヤと嫌な笑みを浮かべてる。