「ねぇ…また昨日みたいにウチでご飯食べない?」



昨日はいつもみたくまたケンカしちまったし、今日こそ俺も彩花と楽しく過ごしたい。


それに、昨日は小菅もいたからな。



「おー、行く行く!」



今日は、晩御飯食って彩花の部屋で久々……。



ん~!!!!



想像しただけで、ドッキドキ~!



思わず鼻歌を歌いそうになるぐらい、俺はワクワクと胸を躍らせていた。










……ら。



「できたら…友達誘ってきてくれるとありがたいんだけど……」



「……は?」



ふたりで楽しみたいって思ってた俺の幻想は、彩花の言葉で一気に崩れさった。