「さ~、飯食うぞ!」
そう言い残して、お父さんは先にリビングに行ってしまった。
あたしと伊織は、またふたりっきり。
……気まずい。
あんなキスのあと、どんな顔して伊織の顔見ればいーのかわかんない。
伊織と目を合わさないようにして先にリビングに行こうとしたら、後ろから服を引っ張られた。
「わぁっ!!」
いきなりで驚いたのもあって、思わず大きな声を出してしまう。
だけど伊織はあんまり動揺してなくて、あたしの背中を、軽く壁に押しつけた。
「な……なに!?」
そう言い残して、お父さんは先にリビングに行ってしまった。
あたしと伊織は、またふたりっきり。
……気まずい。
あんなキスのあと、どんな顔して伊織の顔見ればいーのかわかんない。
伊織と目を合わさないようにして先にリビングに行こうとしたら、後ろから服を引っ張られた。
「わぁっ!!」
いきなりで驚いたのもあって、思わず大きな声を出してしまう。
だけど伊織はあんまり動揺してなくて、あたしの背中を、軽く壁に押しつけた。
「な……なに!?」


