幼なじみと付き合った場合。

伊織とのキスの最中に、自然と目を閉じていたあたしは、パチッと目を開いた。



そしたら伊織も同じタイミングでキスをやめた。




「タイミングわり~な。帰ってくんなよ……」



伊織は舌打ちしたかと思うと、あたしの側から飛びのくと部屋の外まで走っていく。



そしてあたしの方を一度振りかえった。











「今……邪魔されたくねーな。とりあえず、カギ閉める?」



「なっ……なに、なに言ってんの!?そんなことしたら……」



大慌てのあたしを見て、伊織は大爆笑!




「アッハハハ!!冗談だろ~。なに本気にしてんだよ」



ひっどーい!



本気にするってば!!