後部座席に乗り、隣に座ったままの伊織をチラッと見ると、コッチを見て笑ってる。
「今日も、車酔いしたらすぐに言えよ?全力で介抱してやっからな」
伊織は冗談っぽく笑うと、あたしの肩を組むように、背中に腕を伸ばしてくる。
その“介抱”って、やましい気持ちが含まれてるように聞こえて仕方ないんだけど!?
伊織の腕から逃れるように体を前にやると、今度は横から体を押さえつけるようにギュッとされた。
「ギャ~~~~っ!!離してっ」
「すげぇ叫び方……おじさ~ん、彩花ってホントいつまでもガキ……」
「ハハハ……お前ら、いい勝負だよ。俺からしたら、どっちも同じ」
「今日も、車酔いしたらすぐに言えよ?全力で介抱してやっからな」
伊織は冗談っぽく笑うと、あたしの肩を組むように、背中に腕を伸ばしてくる。
その“介抱”って、やましい気持ちが含まれてるように聞こえて仕方ないんだけど!?
伊織の腕から逃れるように体を前にやると、今度は横から体を押さえつけるようにギュッとされた。
「ギャ~~~~っ!!離してっ」
「すげぇ叫び方……おじさ~ん、彩花ってホントいつまでもガキ……」
「ハハハ……お前ら、いい勝負だよ。俺からしたら、どっちも同じ」


