「んー…でも、最初に決めたし、そのときに異論はなかったんだよね。だったらしょうがないんじゃないかな」



……だよねぇ。



あたしはガックリと肩を落とし、もうなにも言わずに席についた。



あぁ…あたしなんかに副委員長が務まるの?



責任感とか、そんなにないし……不安。








小菅くんは……どう思ってるの?



男子の中で一番票の多かった“小菅くん”っていうのは、



クラスでもみんなが一目置くような存在で。



選ばれたのも、当然……っていうか。