松本は、俺を見上げて小首を傾げてニッコリと笑う。



確かに松本は、美人だし魅力的だよな。



こんなヤツが家にいたら…例え自分の恋人の娘だとしても、そういう目で見たりすんのかな。








……キモっ!!



まあ、マトモなヤツじゃないのは確かだよな……。



「今は、ソイツ…家にいんの?」



「わかんない……」



「確かめる方法は?」



「あ……でも、もうすぐお母さんが帰ってくるから。そしたら、アイツがいてもヘーキ」



「そっか……じゃあ、今日はこのまま帰る?」



「うん……」