返す言葉もなく茫然としてると、朝野くんが恥ずかしそうに話しだした。
「同じ水泳教室の子でさ…もう、ずっと小さい頃から知ってるし。付き合い始めたのは、小6のときで…」
「へー……そうなんだぁ」
小6から、中3?
3年?
長っ!!
「なんで別れちゃったの?……って、こんなこと聞いちゃダメ…かぁ」
「いや、全然いーよ。なんだろな~…新鮮味がなくなった…かな。一緒にいて、ドキドキしなくなった」
「……へぇー」
そうなんだ……3年もいっしょにいると、そうなるの?
そういえばあたしの周りでも、中1から卒業までずっと付き合ってた子って…いないな。
みんな途中で別れて、また別の人と付き合って…を繰り返してた。
……そうなんだ、ドキドキしなくなるんだ。
「同じ水泳教室の子でさ…もう、ずっと小さい頃から知ってるし。付き合い始めたのは、小6のときで…」
「へー……そうなんだぁ」
小6から、中3?
3年?
長っ!!
「なんで別れちゃったの?……って、こんなこと聞いちゃダメ…かぁ」
「いや、全然いーよ。なんだろな~…新鮮味がなくなった…かな。一緒にいて、ドキドキしなくなった」
「……へぇー」
そうなんだ……3年もいっしょにいると、そうなるの?
そういえばあたしの周りでも、中1から卒業までずっと付き合ってた子って…いないな。
みんな途中で別れて、また別の人と付き合って…を繰り返してた。
……そうなんだ、ドキドキしなくなるんだ。


