「あたし、先生に用があったんだ。けどいないから、教室に戻るね」
松本がそそくさと、保健室を出ていく。
「俺も行くな」
このままココにいても、朝野の話を聞かされるだけかもだし。
そんなのは、絶対ゴメンだ。
足の手当てもすんだし、もう……心配ないよな。
俺が保健室を出るとき、彩花はコッチを見もせずに、ケータイを触っていた。
…なんだよ。
朝野にメールしてんのかよ……。
そう思うだけで、胸がはち切れそうになる。
松本がそそくさと、保健室を出ていく。
「俺も行くな」
このままココにいても、朝野の話を聞かされるだけかもだし。
そんなのは、絶対ゴメンだ。
足の手当てもすんだし、もう……心配ないよな。
俺が保健室を出るとき、彩花はコッチを見もせずに、ケータイを触っていた。
…なんだよ。
朝野にメールしてんのかよ……。
そう思うだけで、胸がはち切れそうになる。


