幼なじみと付き合った場合。

靴箱のとこまで行くと、彩花がいた。


もうすぐチャイムが鳴るってのに、もたもた靴を履き替えてっし。


「今ごろ来た?遅ぇーなぁ」


彩花は、俺の声にハッとして顔をあげる。


「どーせあたしは白ブタですよーだ」


…まだ言ってんのか!?






白くて透き通るような肌に、


思わず触れたくなる、柔らかそうに丸みをおびた彩花の体。


見れば見るほど、意識しちまう自分を戒めて、


彩花を白ブタと名付けただけのこと。


最高にかわいくて、今すぐにでも食べてしまいたいぐらい最高級の白ブタ。


…だけど、女に、ブタはないよな。