幼なじみと付き合った場合。

こんなのを、飢えた猛獣に見られたら、


あたしは、ひとたまりもない……!



そう思って手紙を必死に掴んだけど、



時…既に、遅し。








「ラッキ~」



……あぁ、最悪ぅ。



伊織はなんだかニヤニヤしながら、あたしの肩に腕を置いた。



「なーんだ。ホテル行かなくても、よかったじゃん。家でヤれる」










おおおぉ~っ……。



「その、生々しい発言…やめてくれる?」



一気に伊織が汚らわしいモノに見えたから!



「え、生で…いいって!?」



「はぁっ!?バカじゃないの?」