幼なじみと付き合った場合。

「お前こそ…朝野が合コンするって聞いて、惜しくなった?」



「そんなわけないでしょ!?あたしは伊織が…」



「だよな。わかってる。俺も、彩花と同じ気持ちだから…」



ギュッと抱きしめられ、あたしは伊織の胸にうずくまる。









「…あたし、本当に伊織のこと…好きだからね?」



とってつけたようだけど、ホントの気持ち。



「うん……わかってる」



「今日は…ゴメンね…」



「ん…」



伊織は、あたしの背中をポンポンと叩く。