「…だったら、なんでそんな泣きそーな顔…してんの?」
伊織が優しい顔してるから…
涙腺が、緩んできた。
うるせーよ、バカ!俺に謝らせんのか?
って、いつもなら言うくせに。
どうして今日は、笑ってるの?
そんな顔されたら…
あたし…。
「頭…真っ白じゃん。雪ダルマみてぇ…」
苦笑しながら、伊織があたしの頭の上に積もった雪をはらう。
「雪ダルマって…。伊織だって、真っ白…」
あたしはそっと、伊織の頭に手を伸ばす。
伊織が優しい顔してるから…
涙腺が、緩んできた。
うるせーよ、バカ!俺に謝らせんのか?
って、いつもなら言うくせに。
どうして今日は、笑ってるの?
そんな顔されたら…
あたし…。
「頭…真っ白じゃん。雪ダルマみてぇ…」
苦笑しながら、伊織があたしの頭の上に積もった雪をはらう。
「雪ダルマって…。伊織だって、真っ白…」
あたしはそっと、伊織の頭に手を伸ばす。


