だけどそうなら…



早すぎる。



うん、めちゃくちゃ早すぎるから、ありえねぇんだけど……。




内心バクバクしながら、電話に出た。











「おーい、伊織!朝から女の家に入り浸ってんのか?」



ひっ……。



しかも、電話の相手……松本じゃねーし!



この声は、俺が言っていた……



あの人。




それは、松本の家のとなりに住んでる……島岡さん。