「お前なー…そんなこと言ってるとマジで…」




「あ~、ハイハイ。起きるってば」




彩花はのそのそとベッドから出てくる。




頭ボサボサ、目はトロンとしてるし。




「お前…俺の彼女としての自覚ある?これでも指名率№1なんですけど?」




「あるある~。でも、もう過去の栄光にすがるのはやめようよ~」




なっ……。




コイツ、殴っていい?




って、殴れるわけないから、キスで許してやる。











「キャーッ!!!ちょっと……待って。今から用意しなきゃ間に合わないからっ!」



暴れる彩花を上から押さえ、ベッドの上でキス、キス、キス。