幼なじみと付き合った場合。

数度同じことを繰り返す。




その都度息を確認するけど、いい反応は見られなくて。




「彩花!聞こえるかっ!?しっかりしろよ!!」



声をかけ続けるも、未だぐったりしてる。




だけどココでやめるわけにいかないから……俺は必死で人工呼吸をつづけた。













……すると。



「ゴホッ……ケホケホッ!!」



彩花の口から水が流れでて、顔を横に向けさせるとそのまま全部水を吐きだしたようだった。



……ホッ。



だけどまだ彩花の意識は朦朧としていて、顔も青いまま。



そして、ブルブルとただ震えている。



「寒い……」