……気になるけど、俺にはもう関係ない。



気にすんな……。



彩花が誰と付き合おうが、俺には関係ない……。



何度も何度も自分に言いきかせる。



その度に胸が痛くて息苦しくて、すげぇ辛くなる。



だけど……



彩花にすがりついて、好きだって言っても……



アイツは絶対に俺を見てくれない。










もう……



彩花のことを、考えるのはよそう。



コンビニに到着した俺は、手元の雑誌に意識を集中させようと必死になる。



楽しみにしてた続きモノのマンガを読んでも、グラビアに目を通しても、なにも頭に入ってこない。