「そうなったら……そうなったときかな」



「カッコい~。だったら、地獄見ろよ」



えっ。



上月くんがあたしを羽交い絞めにして、自分の口にタバコを咥えてそのまま火をつけようとしてる。



ひっ……ひーっ!!!



ちょっと、なにこれっ!!



あたしもなんで羽交い絞めになんてされてるんだか……!!









「キャーッ!ちょっと!!」



「おい、黙れよ!誰か来るだろ!!」



「だって、だってーーーっ!」



あたしたちが騒いでると、1階から大きな声が聞こえてきた。



「おいっ!!!まだ懲りてないようだなっ!!」



――ビクーーーーーーッ!!