『安藤さん!もうあがっていいよ、お疲れさま』 ただいま、時刻は午後8時。 『はい!お疲れさまでした』 私は、きちんと店長にペコッと頭を下げ、ロッカールームへ。 『はぁ…疲れた…』 着替え終わって外に出てみると、案の定外はもう真っ暗だ。 『さ、帰ろ』 そう呟いて私が歩き始めようとした時 『心!』 愛しい彼の声が聞こえてきた。