1人、床に座り込んで窓の外を見上げた。 「……雨上がりの空だ」 綺麗な薄い青が空を染めている。 空気が澄み渡っていて、気持ちが良い。 「……ん、飯食おっか」 まるで、君が居たことなんて無かったように世界は回る。 「………ありがとな」 笑ってもう一度空を見た。