『…にしても、イブなのに塾なんてね〜私の友達みんな遊んでんだよ』
雰囲気を変えようと私はニコニコ笑いながら太一くんに別の話題を振ってみた。
『まぁ、イブだしなぁ〜、あ、でも、明日からはさすがに休みらしいよ?年明けまでさ』
『そうなんだ!』
『次、柚子に会うのは…年明けだな?』
ズキッ
少し寂しそうに笑う太一くんを見るとなぜだか胸が痛む。
『…そうだね』
私も思わず顔を伏せながら答える。
…なんか寂しいかも…。
なんて、そんな気持ちが私のココロを支配した。
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