結局学校はサボってしまった…

お父さん、お母さん、ごめんなさい。
今日だけ。許して…


そしてベッドに寝転がるとすぐ横の窓から空を見た。


呆気なく終わったレンとの関係。

どうしてこんなにもレンに想いを寄せているのか自分でもわからない。


くるっと寝返りをして部屋を見る。

テーブルにはさっきレンがくれた買い物袋。

食欲がないのと、なんだか食べてしまったら本当に終わってしまう気がして手がつけられなかった。

どうしよう。

とりあえず、レンとの関係は終わったかもしれないけれどマサキとの約束は果たせていない。


私は夜になるのをただ待って、時間が来ると着替えて家を後にした。