私は3枚並んだ名刺の一番右端を取って、コールを鳴らした。 『はい、マサキです』 「・・・・・」 『…由麻チャンだろ?』 「連絡したから、約束は守って下さいね」 『モチロン。だけど、由麻チャンにはまだしてもらうことがあるよ』 「はっ??!」 『オレを指名して』