とうとうこの日が来てしまった。 八月十八日。 この日を待ちわびていた者もいれば… この日が来なければ良いのに…と思う者もいる。 様々な人々の思いの中……… この日が来た。 朝早くに皆は壬生浪士組屯所の前に集まった。 その中には……… 芹沢一派の人達の姿も見える。 芹沢さんが真面目にしている姿…… 初めて見たかも… そう思って…… 芹沢一派の方に目が行く…… 美鈴「………ぁ………」 ある人に目が行った…… 大和屋焼き討ちの事件から一度も会っていなかった… 新見さん。