山尾やミスター金やボボさんは、スパーリングを良くやっていた。




玉田さんは、ウェイトトレーニング中心だった。




驚いたのが、ミスター金のスパーリングでの強さだった。




高橋君の言ってた通りミスター金は、山尾には、勝てなかったが、ボボさんよりも強かった。




しかし、普段練習してないせいかスタミナは、無かった。




何度も休憩を取りながらの練習だった。



やはり、山尾が、全ての面で優れていた。




一体このオヤジは、普段練習してないのに何故こんなに強いのかと思わせた。




山尾は、自分自身の練習もしながら皆に激を飛ばした。




私や高橋君には、特に厳しかった。




「ハスミ!!尻の穴緩んでるぞ!!

今回がお前のデビュー戦だぞ!!

デビュー戦クウ!いいね!!

クウ!懐かしいね!」




「高橋!!お前は、三戦目だろう!!


もうそろそろ、いい試合しろよ!!


ハスミに負けて悔しかったらいい試合しろ!!」




私には、デビュー戦と言う事を繰り返し言い、高橋君には、私に、負けた事を繰り返し言った。