「石沢か。出てきた。九州力はアマレス軍団を自分の所から出して来たが石沢は、柔術も出来るからな。

アントンと九州力の命令でブラジルに何度も行ってブラジリアん柔術の特訓も受けてるからヘビー級を外したってよりも最強の軍団作ったって感じだな。」



山尾はそう話す。



山尾の身体付きは、随分変わっていた。



体重も落としていたし、シュート用の絞った身体付きだった。



なるほどね。ヘビー級を外したってよりも最強の軍団ね…



そんなのに勝てるの!?



こっちは、体重も軽いし強いのはオッサンだよ…



高橋君もまだまだヘビー級と言うには軽かったし経験不足だった。




ボボさんも何とか体重を増やしているがヘビー級ではないし寝技に持ち込まれたら何処までやれるか未知数なのだ。



オッサン二人はスタミナ面の心配があるしシュートマッチをやるのには、歳をとりすぎている。



そして私は、何処にでもいる可愛い女の子。



こんなので本当に勝てるのだろうか?



「可愛い女の子は、余計だ!!ハスミお前はこれから秘密特訓に入るぞ!!」




うぐ!!またもや声に出していた。