「おっさん二人とも迷惑そうに、してるじゃない。」


綾香さんが、足をばたつかせる。



ミニスカートから綺麗な足とストッキング越しにブルーのセクシーな下着が、見える。


いいなあ…私もああいう下着を、はきたいなあと思う。


お金がないのとトレーニングばかりしてるせいで私の下着は、かなりくたびれている。


それも、ボクサーパンツなのだ。


トレーニングには、これが一番なのだが、高橋君とそういう事になってホテルに行こうなると私は、先にシャワー使わせてと言って浴室で、この擦りきれたボクサーパンツを、脱いでどこかに隠さないといけない。



ベッドに入った時には、既に裸でないとまずいのだ。


高橋君に、下着を見られて幻滅されては、まずいのだ。


だけどね、女の子だからゆっくり高橋君に、脱がして貰いたいと思う。


ハスミちゃんセクシーなははいてるんだとか、言われたい…


高橋君は、そういう所鈍感だから、腹筋が良いねとか言いそうだけどね。


好きになった男が多少鈍感で、何が悪い!


でも、ベッドに入ったら意外と繊細だったりしてね。