ミスター金が、乾杯と言うと皆飲み始めた。
山尾のペースは、早かった。
途中から水割りを止めてロックで飲み始めた。
「薫ちゃん、そんなに早く飲んだって酔わないでしょう。」
「うるさいよ。りさちゃん。もう酔っ払ったもんね~。」
女の人は、りさと言う名前のようだった。
山尾は、多少本当に酔っ払って来てるのか声が大きくなってきてるようだった。
皆のペースも早かった。
りささんは、席を外すと直ぐに戻って来た。
手に袋を持っていて私に言った。
「ほら、ここのお好み焼き美味しいから食べよう。」
袋からプラスチックの入れ物に入ったお好み焼きを二つ出した。
蓋を開けると美味しそうなお好み焼きだった。
出前で頼んでくれたのだろう私は、喜んで食べた。
確かに、お好み焼きは、美味しかった。
「あなた、ハスミちゃんって言うんでしょう?
私は、りさだからよろしくね。
こないだの試合凄かったよねぇ。
実は、ママと二人で観てたのよ。
感動しちゃった。」


