身体の様子は、腕に包帯があるくらいでジャージにTシャツだと他の部分がどのくらい怪我をしているのか分からなかった。




Tシャツもジャージも脱がせて一つ一つの傷を確認したかった。




「ハスミちゃん、もう戦いは、終わったんだから次に戦うまでは仲良くしようよ。」




高橋君は、まだ私が攻撃するとでも思ってるようだった。




本当にプロレス馬鹿だったが、こういうの空気を読めない所も好きだった。




「もちろん。仲良くしましょう。」




え!?仲良くするってちょっと待ってね高橋君!私二日も寝ててお風呂にも入ってないけど……あ!また勘違いしちゃったみたい。




「オ~!ハスミちゃん元気になったかな?おっぱいの手術安くあるけどしないかな?」




ミスター金が来ていた。




ミスター金も顔のあちこちに絆創膏をしていたが、元気そうだった。




私は、おっぱいの件は、無視して聞いた。




「金さん、山尾さんと九州力の因縁って何ですか?」