貴方と別れて、
もう何度季節が移り変わっただろう。


―…もう彼を愛さない。

そう、決めていた。

決めていたけど、
やっぱり駄目みたい。


すれ違うたび、
振り返ってしまいそうになる。


ねぇ。
気付いてよ…。