「とりあえず、できる所から始めなきゃ!」
「ほんに、お前といると妙な元気が湧いてくるわ」
「・・・それ、褒めてないでしょ」
「ノコギリよりも、カギで開けたほうが早い」
「だって扉ないじゃん」
そう、それが問題なの。
扉もないのに、どうやって門川君を入れたんだろう。
「扉から入れれば、扉から逃げられてしまう」
まあ、それは確かに。
「この鉄柵全てが扉であり、カギ穴なんじゃよ」
この全部が扉?
じゃ、鉄柵そのものを何とかしなきゃダメって事?
一本や二本、ノコギリでギコギコやってもダメなの?
「やりたいと言うなら止めはせんがのぉ」
いや、別にやりたいわけじゃないけどさ。
「じゃあ、どうすりゃいいのっ?」
「鉄柵はカギ穴だと言うたであろう」
「だから?」
「カギ穴には、それに合うカギがある」
「ほんに、お前といると妙な元気が湧いてくるわ」
「・・・それ、褒めてないでしょ」
「ノコギリよりも、カギで開けたほうが早い」
「だって扉ないじゃん」
そう、それが問題なの。
扉もないのに、どうやって門川君を入れたんだろう。
「扉から入れれば、扉から逃げられてしまう」
まあ、それは確かに。
「この鉄柵全てが扉であり、カギ穴なんじゃよ」
この全部が扉?
じゃ、鉄柵そのものを何とかしなきゃダメって事?
一本や二本、ノコギリでギコギコやってもダメなの?
「やりたいと言うなら止めはせんがのぉ」
いや、別にやりたいわけじゃないけどさ。
「じゃあ、どうすりゃいいのっ?」
「鉄柵はカギ穴だと言うたであろう」
「だから?」
「カギ穴には、それに合うカギがある」