抜け道では、お岩さん達が待っていた。
セバスチャンさんも当主さんもいる。
「我が子よ、待たせたのぉ」
「にーっ」
子猫ちゃんも。
「先発隊はもう出発いたしました」
「そうか。我々も急ごう」
「はい」
ハシゴを降りて、エメラルド色に光る道をみんなで進む。
先発隊の人数は、合計すれば結構な数になるはず。
でも、移動はスムーズにいったらしく、抜け道にはもう人の気配はまるで無かった。
広い抜け道だから、大人数の移動もラクラクだ。
当主さんが、自分の趣味で大きく造ってくれて助かった。
「お岩さん、ジュリエッタ達は?」
ミミズの親衛隊の姿が全然見えない。
いや、見えなきゃ見えないにこしたこと無いんだけど。
それはそれで、いきなり姿を現されたらこっちの心臓が止まりそうだし、気をつけないとね。
「もちろん、あの子達もついて来てますわ」
「そ、そう?」
「アマンダとしま子のように、わたくし達は常に一緒です!」
・・・・・そうか。やっぱり来てるのか。
セバスチャンさんも当主さんもいる。
「我が子よ、待たせたのぉ」
「にーっ」
子猫ちゃんも。
「先発隊はもう出発いたしました」
「そうか。我々も急ごう」
「はい」
ハシゴを降りて、エメラルド色に光る道をみんなで進む。
先発隊の人数は、合計すれば結構な数になるはず。
でも、移動はスムーズにいったらしく、抜け道にはもう人の気配はまるで無かった。
広い抜け道だから、大人数の移動もラクラクだ。
当主さんが、自分の趣味で大きく造ってくれて助かった。
「お岩さん、ジュリエッタ達は?」
ミミズの親衛隊の姿が全然見えない。
いや、見えなきゃ見えないにこしたこと無いんだけど。
それはそれで、いきなり姿を現されたらこっちの心臓が止まりそうだし、気をつけないとね。
「もちろん、あの子達もついて来てますわ」
「そ、そう?」
「アマンダとしま子のように、わたくし達は常に一緒です!」
・・・・・そうか。やっぱり来てるのか。


