「ねぇ、いっそ壁ごとぶっ壊せば?」
しま子だったらできるよ? 材質はただの竹なんだし。
良かったらあたしも手伝うよ。
あぁ、やっぱり権田原の道具小屋から、なんか持ってくればよかったな。
「お前の発想はいつも単純明快じゃのぉ」
絹糸が呆れた顔をした。
「それが出来れば、誰も悩まないんだよ」
門川君も、メガネのブリッジを押し上げて溜め息をつく。
・・・そうか。よく分かんないけど、話はそう簡単じゃないのか。
でも、ここまで来て回れ右して帰るわけにもいかないし。
困ったなぁ。
・・・・・・・。
・・・・・ん?
なにか、感じた。
視線? 人の気配?
しまった! 見つかったか!?
あたしは、バッと後ろを振り返った。
・・・・・あれ? 誰もいないや。
なんだ、気のせいだったか。
ホッと安心しながら、前を向いた。
・・・・・・・。
やっぱり何か感じるっ。
もう一度、勢い良く振り返る。
しま子だったらできるよ? 材質はただの竹なんだし。
良かったらあたしも手伝うよ。
あぁ、やっぱり権田原の道具小屋から、なんか持ってくればよかったな。
「お前の発想はいつも単純明快じゃのぉ」
絹糸が呆れた顔をした。
「それが出来れば、誰も悩まないんだよ」
門川君も、メガネのブリッジを押し上げて溜め息をつく。
・・・そうか。よく分かんないけど、話はそう簡単じゃないのか。
でも、ここまで来て回れ右して帰るわけにもいかないし。
困ったなぁ。
・・・・・・・。
・・・・・ん?
なにか、感じた。
視線? 人の気配?
しまった! 見つかったか!?
あたしは、バッと後ろを振り返った。
・・・・・あれ? 誰もいないや。
なんだ、気のせいだったか。
ホッと安心しながら、前を向いた。
・・・・・・・。
やっぱり何か感じるっ。
もう一度、勢い良く振り返る。


