何を話せばいいのやら。
そもそも初対面だし、会話の糸口なんて無いに等しい。
「あ、あの、本名は何て言うんですか?」
「セバスチャン以外の名を、名乗る事は許されておりません」
「許されるって誰に?」
「ジュエル様です」
「・・・・・はぁ」
そーですか。
てか、いったいどんな関係なんだろう、この二人って。
まさか本当に執事が職業なの? この人。
「いえ、ジュエル様とわたくしめは幼なじみでした」
・・・えっ!?
いきなり自分の心の声に回答されて、心底ビビッた!
「その縁で当主様より、従者の命を仰せつかりました」
「あああの! 人の心が読めるんですか!?」
「読めずとも、お嬢様のお顔に書かれておりましたので」
先回りして、ご質問に答えさせていただきました。
ニコリと笑い、セバスチャンさんはそう言った。
カンの鋭い人・・・。
切れ者っぽいと思ってたけど、やっぱりそうだ。
そっか。幼なじみ、かぁ。
小さい頃から、ずっと一緒だったんだ。
そもそも初対面だし、会話の糸口なんて無いに等しい。
「あ、あの、本名は何て言うんですか?」
「セバスチャン以外の名を、名乗る事は許されておりません」
「許されるって誰に?」
「ジュエル様です」
「・・・・・はぁ」
そーですか。
てか、いったいどんな関係なんだろう、この二人って。
まさか本当に執事が職業なの? この人。
「いえ、ジュエル様とわたくしめは幼なじみでした」
・・・えっ!?
いきなり自分の心の声に回答されて、心底ビビッた!
「その縁で当主様より、従者の命を仰せつかりました」
「あああの! 人の心が読めるんですか!?」
「読めずとも、お嬢様のお顔に書かれておりましたので」
先回りして、ご質問に答えさせていただきました。
ニコリと笑い、セバスチャンさんはそう言った。
カンの鋭い人・・・。
切れ者っぽいと思ってたけど、やっぱりそうだ。
そっか。幼なじみ、かぁ。
小さい頃から、ずっと一緒だったんだ。


