「とりあえず…戻ろっか」 ツキはそう呟くくらいの 声で言って、 サンドルが使っていた小屋へ 向かった。 今はそこに行くしかない。 ふらふらと小屋に入ると ツキはベッドに倒れ込んだ。 涙をこらえ、また涙が溢れ、 またこらえた。 「少し休んだら追いましょう」 アルのそんな 気にかけた言葉をぼんやりと 耳にしながら ツキは目を閉じた。 とにかく、夢にすがりたい。 また何か助言をくれるかも… ツキはそのまま眠りに落ちた。