「…そんな!」 ツキは無意識に叫んだ。 アルもびっくりして目を 見開いている。 しかしウルーは落ち着いたように、 でも何か怒っているように 双子を睨んだ。 その視線に二人は 少しびくりとする。 「ツキに人を、殺させるつもりか」 低く呟くと、双子達は下を向いた。 「…わ、わかったよ… 嘘だって、殺せとかっていうのは」 ラスクがぼそぼそ言うと ウルーは納得したように 尻尾を振ったのだった。