空には月が光っていた。 少女は鎖が千切れた その瞬間走り出したー… 危険な夜。 逃げ出せるかはわからなかった。 後ろを振り向くことは怖くてできなかった。 “生きたい” そう思い 暗い夜の砂漠を走った。 首についた首輪が重く感じられた… 少女は走った。