「……これぐらい…許してくれてもいいだろ」 そう呟くと 海翔の顔が近づいてきて…… 海翔の唇と私のそれが重なった。 「〜〜〜……」 「!!!////」 「じゃあ、戸締まりしっかりな」 そう言って私の頭を撫でると走って帰ってしまった。 キスされた唇に手をあてる。 キスした後海翔が言った言葉が頭を駆け巡る。 "俺のこと振ったんだから、マネージャーのこと頑張れよ" 「海翔のくせに……」 いつもと少し違う… いつのまにか成長した幼なじみに私はそれから数日驚いたままだった。