「……あ、…心愛!!」 「は、はい。すいません」 いけない、いけない。 トリップしてた…。 「大丈夫か? 今日はお前の女優人生を左右する大事な作品の顔合わせなんだから、しっかりしなきゃだろ?」 「すみません… でも気合いは十分ですよ!!」 「ならいいけど」 そう言いながら 楽屋のドアを開けてくれた。 仕事に対しては厳しい人だけど、 それは私のためだし 何より紳士的な優しさが好きなんだよね…。