「心愛ちゃん、潤矢が来たら少し怯えた表情も入れてみて」
「は、はい!!」
監督にアドバイスをもらいながら
役作りしていく。
台本に監督のアドバイスを書き込んでると
「でも、やっぱ演技上手いね」
涼太くんがお茶を飲みながらこちらに来た。
「そんなことないですよ!!」
まだまだ探り探り演じてる状態だしね…
「涼太くんのほうがすごいですよ!!もう完璧潤矢さんですし…」
「心愛ちゃんお世辞うまいね〜」
「お世辞じゃないですよ!!」
ムードメーカー的存在の涼太くんは、こうやって現場を和ませ盛り上げてくれる。
そんなとこも憧れポイントのひとつだな。

