凛の言葉に机にへばりついてると


「お前明日からいねーの?」


後ろからいきなり声がして振り向くとこれまた幼稚園からの付き合いの、
毛利 海翔 (モウリカイト)が立っていた。




「ドラマだからね」


「へぇ……お前恋愛ものなんて出来んの?」


「……どういう意味よ」


「恋愛経験0のくせに」


「べ…別に関係ないでしょ!?ほっといてよ」


「まぁまぁ、海翔はヤキモチやいてるだけだからさ」


「…ヤキモチ?」


「うっせーよ、凛」


海翔は真っ赤な顔で凛を叩く。


何に対してヤキモチやいてんの…?





「ヤキモチって……」


「うっせ、ばーか!!」


そう言ってどこかに行ってしまった海翔。








「……何あれ?」


「さぁね〜(笑)」


凛はニヤニヤしながら私を見て


「いろいろ頑張んなさいね」


「う…うん」



よくわかんないけど、今はドラマ一番で頑張らなきゃ!!