〜心愛side〜 ちょちょちょ…… な、なんで!? 私は今目の前にいる人を呆然と見ている。 大宮 涼太 (オオミヤ リョウタ)さん。 マネージャーと同い年なのに高校生役もいける演技派俳優さん。 私の憧れの人だったりする。 「なんで言ってくれなかったんですか!!」 私は小声で横にいる橘さんに話しかける。 「びっくりするかなって」 「そりゃ、びっくりするに決まってるじゃないですか!!」 橘さんは悪びれる様子もなく面白がってる。