私だって恋ぐらい…!!!






「反則だろ……//」




夢の中でも、俺が出てるってことが嬉しくて思わずにやける。




俺は目を撫でていた指を頭にずらし、サラサラな心愛の髪をすくう。



「…///」



もう夜なのに、シャンプーの匂いがほのかに香る。
そんなことで胸が高鳴る自分に苦笑いする。




「初恋にドキドキするガキか、俺は……」





今までに感じたことのない、胸の奥から温かくなるような感情。










「ごめん、心愛」



俺は静かにそう呟くと……








心愛の唇にそっとキスをする。



触れるか触れないか

それぐらいの一瞬のキスだけで鼓動が早くなる。


















大事件が起こるまでのカウントダウンが始まったのを、この時俺はまだ気づけなかった。