私だって恋ぐらい…!!!



〜雅人side〜




トントン…


「失礼します」


「やっぱ来たか」




あれから天候の関係で撮影が終わり、俺はすぐに中原の楽屋に来た。




「ちょっと出といて」


そう中原はマネージャーに言い、首をくいっとドアに向ける。


それを受けマネージャーは俺に一礼すると楽屋から出て行った。






「久しぶりだな、雅人くん」


「……あんた、何が目的だ?」


「久しぶりの再会なのにつれないな〜」


中原は笑いながら俺に近づいてくる。





「うちのに手を出すのはやめろと言ったはずだが」


「別に俺が誰に興味持とうと関係ねーだろ」


「………心愛じゃなくてもいいだろ」


「ハハッ」



中原は俺を見下したように笑うと机にあったコーヒーのマグカップを手に取り一口すする。


そして、ため息のように


「心愛ちゃんみたいな子とは付き合ったことないからね〜」


「だったら…」


「でも、あの純粋そうな顔見ると汚したくなるんだよね〜」


「………」


「それに……」




バシャッ