私だって恋ぐらい…!!!




……パタン


「っ……ぅっ〜…」



私は楽屋に入るとそのまましゃがみこむ。





こんなことで…
こうゆう演技をしなきゃいけないことぐらいわかっているけど……。



怖かった…
中原さんの手が触れる度に恐怖心でいっぱいになった。


体の震えが止まらない。





「心愛…入るぞ」


ノックの音がして振り返ると橘さんが立っていた。



「……すいません、すぐに戻りますから…」


心配かけないようにと、橘さんから目を反らしながら立ち上がろうとすると、暖かいものに包まれた。