私だって恋ぐらい…!!!






「中原くん、心愛ちゃんすごくよかったよ」


監督が側で賛辞の言葉を言っているけど、私の頭には入ってこない。




私はただされる側だったから、演技については問題ないだろうけど……










ダメだ…
こんなとこで泣いちゃ……





でも……














「すいません、少し楽屋に戻ります」


監督にそう一言だけ言うと、外れているブラがズレないように押さえ楽屋に走った。