うさぎとらいおん

｢俺たちは恋人同士なんだから、茅沙の知らないようなことをもっとすることになるよ。｣




｢…うん。｣



｢…それに、茅沙は男ってものに注意した方が良い。世の中には、恋人じゃないのに、恋人がすることを強要してくるクズもいるからね。｣




それは嫌だ。
気持ちが悪い、と思った。






｢だから、俺以外の男に隙を見せたらいけないよ。｣




その凛也くんの言葉に、私は直ぐに頭を縦に振った。










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